仕事の手助けで使う日本語

仕事の手助けを頼む日本語|同僚への聞き方・忙しいときの返事

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30秒で分かる

「今、少しいいですか」で相手の都合を聞き、何を手伝ってほしいか伝えます。やり方を知りたいなら「教えていただけますか」、一緒に作業してほしいなら「手伝っていただけますか」が使えます。相手が忙しければ別の時間や聞ける人を確認し、最後に誰が何をするかを合わせます。

Leoが分からない欄を示し、Mayaの例を見ながら自分で続きを進めようとしている。

相手の都合/頼む内容/分からない所/相手の返事/聞き直す/次の行動へ進めます。

仕事の手助けを頼む日本語:今、話せるかを聞く

忙しそうな同僚に話しかけるなら、まず今よいかを聞きます。「少し」では必要な時間が分からない場合は、五分ほどなど、見込みを添えます。予定より長くなりそうなら、そのまま続けてよいか確かめましょう。チャットで頼むときは、「お疲れさまです」と書き始めて、同じお願いを続けます。

話しかける・別の時間や相手を聞く
言い方使う場面・次の行動
今いま、少すこしいいですか

今、話してもよいかを聞く。
少すこし手伝てつだっていただけますか

丁寧に手助けを頼む。続けて頼みたい作業を伝える。
はい、どうしましたか

相手の返事。今、話せるという合図。続けて用件を伝える。
今いまは難むずかしいです

相手の返事。今は対応できないという意味で使われる。
後あとでもいいですか

相手の返事。今は無理なので後にしたいという意味。「はい」と答えて時間を決める。
いつなら大丈夫だいじょうぶですか

別の時間なら手伝えるか聞く。
五分ごふんほどお時間じかんをいただけますか

必要な時間の見込みを添えて聞く。
今日きょうの三時さんじはいかがですか

別の時刻を提案する。午前・午後も必要に応じて確かめる。
ほかに聞きける方かたはいますか

相手が対応できない場合に、別の人を紹介してもらう。

「今は難しいです」は、仕事の内容が難しいという意味とは限りません。今は時間が取れないという返事として聞いたら、同じお願いを繰り返すより、いつならよいか、誰に聞けるかを確かめます。急ぎなら締切も伝え、対応の順番を担当者に相談してください。

教えてほしい・見てほしい・一緒にしてほしいを分ける

説明を聞けば自分で進められるのか、一度見本を見たいのか、作業を一緒にしてほしいのかを伝えます。

頼みたい助けの種類を具体的に言う
言い方使う場面・次の行動
やり方かたを教おしえていただけますか

進め方が分からず、説明してほしいとき。
この部分ぶぶんを確認かくにんしていただけますか

自分が進めた部分を見てほしいとき。何を確かめてほしいかも添える。
この箱はこを運はこぶのを手伝てつだっていただけますか

箱を運ぶ作業を一緒にしてほしいと伝える。運ぶ先も示す。
一度いちどやって見みせていただけますか

実際のやり方を一度見せてほしいとき。
例れいを見みせていただけますか

記入例や完成例などを見せてもらいたいとき。

「手伝ってください」も使えますが、この記事では丁寧にお願いする「〜ていただけますか」を中心に練習します。相手との関係や職場の話し方に合わせて使ってください。

できたところと、分からないところを示す

資料や画面を見せながら、どこまでできたかを伝えます。「全部分かりません」と感じていても、一つずつ見ると、できた部分が見つかるかもしれません。本当に始め方から分からないなら、そのことを伝えて構いません。

相手が手伝う場所を見つけられるようにする
言い方使う場面・次の行動
ここまでできました

済んだところを示す。
この欄らんが分わかりません

入力や記入が分からない欄を示す。
このエラーが出でます

実際の表示と、何をしたときに出たかを伝える。
片道かたみちですか、往復おうふくですか

交通費の申請書などで、片道か往復かを聞く。
どこから始はじめればいいか分わかりません

作業の最初の一歩から教えてほしいと伝える。

見本・確認・別の担当者・別の時間という返事を聞く

相手がしてくれることを聞き取ります。「例を見せます」なら見本を見せる、「ここは私が確認します」ならその部分を確かめるという意味です。どちらも、仕事全体を代わりに完成させるとは限りません。

相手の提案と、その次の一言
言い方使う場面・次の行動
例れいを見みせます

相手の返事。見せてもらった例で、自分の作業を進める。
ここは私わたしが確認かくにんします

相手がどの部分を確認するか聞く。残りの作業の担当も確かめる。
先さきに担当者たんとうしゃに聞きいてください

まず担当者への確認が必要という返事。
三時さんじに一緒いっしょに見みましょう

相手から時間の提案。日付・午前午後・見る資料を確かめる。
担当者たんとうしゃはどなたですか

誰に聞けばよいか分からないときに使う。

説明を聞いても分からなければ、もう一度聞く

うなずいただけでは、相手は理解できたと思うかもしれません。速くて聞き取れなかったのか、途中の操作が分からないのかを伝え、必要なところをもう一度見せてもらいましょう。

聞き直して、自分でも一度やってみる
言い方使う場面・次の行動
もう一度説明いちどせつめいしていただけますか

分からなかった部分を示して、説明を頼む。
もう少すこしゆっくりお願ねがいします

話す速さや見せる動作が速いときに使う。
ここまで合あっていますか

教わったとおりに途中まで進め、合っているか確認する。

「ゆっくり」は説明の速度や動作へのお願いです。締切を延ばしてほしい場合は、締切を相談する日本語で日付と作業量を別に話します。

次に誰が何をするかを確かめ、お礼を伝える

Mayaが午後三時までに交通費の区間欄を確認し、Leoが午後五時までに申請書を仕上げて送る。そんなふうに、誰が何をいつまでにするかを短く確認します。「確認します」を「承認します」や「全部やります」と読み替えないことが大切です。

助けてもらった後の作業と連絡
言い方使う場面・次の行動
次つぎは私わたしがやります

教わった後の作業は自分で進めると伝える。
ここだけお願ねがいできますか

相手にお願いしたい範囲を示す。
終おわったら連絡れんらくします

自分の作業が済んだら知らせると伝える。
今日きょうの五時ごじまでですね

期限を繰り返して確かめる。必要なら午後五時と明確にする。
この変更へんこうは担当者たんとうしゃにも確認かくにんしますか

作業範囲や予定が変わる場合に、担当者への確認が必要か聞く。
例れいを見みせてくれて、ありがとうございました

話しやすい同僚などへ、何が助かったかを添えてお礼を言う。
おかげでできました

助けてもらって作業を終えられたと伝える。
助たすかりました

手伝ってもらった直後に言う、短いお礼。

困っている場所を示し、続きを自分で進める練習

「今、少しいいですか。交通費の申請書の『区間』の欄が分かりません。例を見せていただけますか。— はい。この例を見てください。— ありがとうございます。この例を参考に、自分で記入します。」

今度は、相手が「今は難しいです」や「後でもいいですか」と答えた場合を考えてみましょう。別の時間を聞くか、ほかに聞ける人を確かめます。

頼まれた仕事を言い直して確かめるなら指示の確認、期限を決めるなら仕事の締切、作業が済んだら完了報告へ進めます。

出社や退勤の一言は、職場のあいさつで場面別に練習できます。