電話での会話で使う日本語

電話で使う日本語|名乗り・取次・聞き返し・折り返しの確認

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30秒で分かる

電話では「レオと申します。予約の確認でお電話しました」のように、名前と用件を先に伝えます。担当者が不在なら、誰が次に電話するかを決めましょう。「三時に、私からかけ直します」と、時刻と発信する人をはっきり言って確認します。

机で電話の返答を聞きながら、ペンとノートで次の連絡を確認するレオ。

名乗りと用件/担当者が不在/聞こえない/かけ直し・折り返し/留守番電話/切断・終話。

電話の日本語:名前と用件を伝える

名前、聞きたいこと、次に連絡できる時間を手元にメモしておくと、聞き直したい部分を見つけやすくなります。相手の顔や指さしが見えない分、名前・日時・番号は声に出して確かめます。

店へかけた場合、相手が店名や「お電話ありがとうございます」と言って出ることがあります。これは電話を受けた側の言葉です。自分は名乗ってから、なぜ電話したかを伝えます。

電話を受けた人の言葉と、かけた人の返事
言い方使う場面・次の行動
お電話でんわありがとうございます

店や会社で、電話を受けた人が言うあいさつの例。
もしもし

個人の電話に出るときなどのあいさつ。店にかけるときは、この言葉だけで用件を省かず名乗ります。
レオと申もうします

自分の名前を丁寧に伝える。レオを自分の名前に替えます。
予約よやくの確認かくにんでお電話でんわしました

電話した理由を一つ伝える。
ご用件ようけんをお願ねがいします

相手から、電話の目的を聞かれた例。予約確認など、用件を答えます。
今いま、お時間じかんよろしいですか

知っている人や仕事の相手へ直接かけ、今話せるか確かめたいとき。

仕事で必要なら、名前と一緒に会社名も伝えます。まず短く用件を伝え、予約番号などの詳細は必要に応じて確認します。

担当者へつないでもらう・不在と言われたとき

話したい人の名前が分かれば名前を、分からなければ「予約の担当」のように用件に合う担当を伝えます。「少々お待ちください」は、そのまま電話で待ってほしいという意味です。

取り次ぎと、不在の返事を聞く
言い方使う場面・次の行動
マヤさんをお願ねがいします

マヤさんという相手に、電話をつないでほしいと頼む例。
予約よやくの担当たんとうをお願ねがいします

担当者の名前を知らないとき。
少々しょうしょうお待まちください

電話を受けた人から、そのまま待つように言われた例。
お電話代でんわかわりました。マヤです

頼んだ相手が電話に出たときの第一声。もう一度、名前と用件を伝えます。
ただ今いま、席せきを外はずしています

担当者が今は席にいないという返事。戻る時刻までは分かりません。
何時なんじごろ戻もどりますか

戻る時刻の目安を聞く。
三時さんじごろ戻もどる予定よていです

相手から戻る予定を教えられた例。
戻もどる時間じかんはまだ分わかりません

戻る時刻が分からないという返事。伝言や別の連絡方法を相談します。

声が聞こえない・名前や番号を聞き取れない

声が途切れるなら、そのことを伝えます。番号だけ聞き逃したなら、一桁ずつ言ってもらえます。

聞き取れない部分を、もう一度頼む
言い方使う場面・次の行動
もう一度いちどお願ねがいします

直前の言葉をもう一回言ってほしいとき。
ゆっくりお願ねがいします

話す速さを落としてほしいとき。
少すこし聞きこえにくいです

音が小さい、途切れるなど、声が聞きづらいとき。
お名前なまえをもう一度いちどお願ねがいします

相手が名前を聞き取れなかったときに言われる一言。ゆっくり、一音ずつ言い直します。
番号ばんごうを一桁ひとけたずつお願ねがいします

電話番号や受付番号を、一つずつ聞きたいとき。

聞き直す表現を増やすならゆっくり話してもらうレッスンへ。

「かけ直します」と「折り返しをお願いします」を分ける

予約の内容を確認したくて、店の公式サイトに載っている番号へ電話をかけました。電話に出た人から、予約の担当者は席を外していると言われます。そのまま電話を切ると、自分がかけ直すのか、折り返しを待つのか分からなくなってしまいます。

「こちらからかけ直します」は、自分が再び電話するという意味です。「折り返しをお願いします」は、相手に電話してもらう頼み方です。両方を続けて言わず、どちらにするか決めます。

次に電話をする人と、時間・番号を確かめる
言い方使う場面・次の行動
伝言でんごんをお願ねがいします

不在の担当者へ伝えてほしいことがあるとき。続けて短い用件を言います。
こちらからかけ直なおします

自分が電話をかけ直すと伝える。
折おり返かえしをお願ねがいします

相手から電話をもらいたいとき。連絡先と出られる時間も確認します。
三時さんじに、私わたしからかけ直なおします

三時に自分が電話すると具体的に伝える。相手の返事まで聞きます。
三時さんじに、この番号ばんごうへかけていただけますか

相手からの電話を頼む。すでに伝え、復唱して確認した番号について言います。
はい、三時さんじにお電話でんわします

相手が三時にかけると答えた例。この返事を聞いて折り返しの予定を確認できます。
電話番号でんわばんごうをお願ねがいします

相手から折り返し先を聞かれた例。信頼できる連絡先との通話で、必要な番号を伝えます。
承知しょうちしました

自分がかけ直す予定を、相手が受け止めた返事。
レオから予約の件で電話があったとお伝えくださいレオから よやくの けんで でんわが あったと おつたえください

名乗った名前と用件を、担当者へ伝えてもらう例。折り返しが必要なら、その希望も伝えます。

「この番号」が何番なのかを、相手が分かっているとは限りません。折り返し先を伝えたら、復唱してもらって確認します。電話をかけた番号と、折り返しを受けたい番号が違う場合も、はっきり伝えましょう。

知らない相手からの着信に、暗証番号・パスワード・ワンタイムパスワードを答えないでください。電話番号が表示されても本人確認にはなりません。疑わしい場合は切り、自分で確認した公式の連絡先を使います。詳しくは下の確認先へ。

留守番電話には、用件と次の連絡だけを残す

名前、必要なら会社名、用件、折り返しを希望する番号、電話に出られる時間を短く残します。番号は区切って、二回伝えると聞き直しやすくなります。個人の事情など、詳しい情報は録音に残さないようにします。

「折り返しをお願いします」は、本当に折り返しが必要な場合に使います。自分が後でかける予定なら、そのことを伝えます。録音を残しただけで、予約変更などが完了したとは考えず、先方の確認を待ちましょう。

受け取った留守番電話を聞くときも、不明な数字は埋めずに印を付けます。名乗った会社名や録音の声だけを信じて手続きせず、必要なら自分で調べた公式窓口へ確認します。

電話が切れたとき・話を終えるとき

電話が切れた後は、確認できていたところから話を続けます。

かけ直したときの名乗りと、終わりのあいさつ
言い方使う場面・次の行動
電話でんわが切きれたら、私わたしからかけ直なおします

途中で切れた場合は、自分がかけ直すと決める。
先さきほどお電話でんわしたレオです

かけ直したとき、先ほどの電話の本人だと伝える。
では、失礼しつれいします

次の行動を確認してから、電話を終える。

返事が聞こえないまま切れたら、予約・支払い・連絡が完了したとは判断しません。確認済みの番号へかけ直し、最後にどこまで話が進んだかを確かめます。

知らない相手からの電話は、別の連絡先で確認する

警察庁は、実在する警察の番号を偽装表示する手口を案内しています。疑わしい電話では、相手が教えた番号へそのまま折り返さず、自分で確認した窓口へ連絡します。SOS47の注意喚起も確認できます。

金融庁のカード管理の案内は、警察官や銀行員を装って暗証番号を聞き出す電話に注意を促しています。三井住友信託銀行の案内でも、ワンタイムパスワードを第三者に教えないよう呼びかけています。

緊急ではない警察への相談は、警察庁の相談窓口案内から確認できます。警察相談専用電話は #9110 です。一部のIP電話などでつながらない場合の番号も、公式の窓口一覧(PDF)に掲載されています。編集部による確認日:2026年10月1日。

担当者が不在だった電話を練習する

予約担当は三時ごろ戻る予定。自分から電話したいなら?

「レオと申します。予約の確認でお電話しました。予約の担当をお願いします」と伝えます。「ただ今、席を外しています」と言われたら、「何時ごろ戻りますか」と聞きます。三時ごろ戻ると聞いた後、「三時に、私からかけ直します」と伝え、相手の「承知しました」などの返事を聞いてから、「では、失礼します」で終えます。

名前、用件、次に電話する人、時間、連絡先。この五つについて、必要な部分が双方で同じになったかを確認してみましょう。

名乗り方を練習するなら自己紹介、相手の指示を確かめるなら職場での確認へ進めます。