役所・住所登録で使う日本語
住所登録・引っ越しの届出で使う日本語
役所では「住所の届出をしたいです」と用件を伝え、前住所・新住所・実際に引っ越した日を示します。そのあと、必要な書類、記入する用紙、行く窓口を確認します。書類を渡しただけで終わったと思わず、「今日の手続きは終わりましたか」と聞きましょう。

引っ越しの種類/必要書類/記入/番号札と窓口/不足と完了へ進めます。
住所登録で使う日本語:どこから、どこへ、いつ引っ越したか
「転入」「転居」の名前が分からなくても、前に住んでいた場所と今の住所を伝えれば、担当者に手続きを確認できます。市役所だけでなく、区役所や町村役場が窓口になる地域もあります。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 住所の届出をしたいです | 住所に関する届出をしたいと、最初に用件を伝える。 |
| この市に引っ越してきました | ほかの市などから、今の市へ引っ越してきたことを伝える。区役所では「この区に」と言う。 |
| 市内で引っ越しました | 同じ市の中で引っ越したことを伝える。区をまたいだかも説明する。 |
| 来月、転出します | 来月ほかの自治体などへ転出する予定だと伝える。 |
| 海外から引っ越してきました | 海外から来て住み始めたことを伝える。 |
| 新しい住所はこちらです | 建物名や部屋番号も含めた新住所を示す。 |
| 引っ越した日はこの日です | 実際に引っ越した日を、カレンダーやメモで示す。 |
転入(てんにゅう)は入ってくること、転出(てんしゅつ)は出ていくことです。転居(てんきょ)は住む場所を変えること。同じ市内でも区をまたぐ引っ越しでは扱いが変わる場合があるので、名称だけで決めず、前後の住所を見せます。
たとえば横浜市の引越し案内は、海外から、市外から、市内の移動を分け、転入の届出を住み始めてから14日以内としています。期限を過ぎてしまった場合や書類がそろわない場合も、待たずに窓口に相談します。
必要な書類と、持っていないものを確認する
書類をすべて机に広げる前に、担当者が求めているものを聞きます。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 必要な書類は何ですか | 自分の引っ越しについて必要な書類を聞く。 |
| 在留カードをお願いします | 職員が窓口で求める言葉。在留カードを渡す。 |
| 在留カードはこちらです | 職員に求められた在留カードを提示する。 |
| この書類の原本が必要ですか | 原本が必要か、コピーでよいかを確かめる。 |
| どの用紙に書けばいいですか | 窓口や記入台にある用紙のうち、どれを使うか聞く。 |
| 今日はこの書類を持っていません | 指定された書類が今日は手元にないと伝える。 |
| コピーでもいいですか | コピーで受け付けられるか確認する。 |
| 日本語の翻訳が必要ですか | 外国語で書かれた指定書類について、訳文が必要か聞く。 |
| 在留カードは後日交付です | 実際に後日交付となっている場合に説明する。求められたら旅券の該当箇所を示す。 |
「原本」は元の書類です。スマホで撮った写真は、原本の代わりにならないことがあります。
横浜市の海外からの転入案内では、空港で在留カードが発行されなかった場合の旅券や、家族関係を示す外国語書類の訳文について説明しています。
用紙のどこに書くか、間違えたらどう直すかを聞く
新住所と旧住所の欄を取り違えそうなら、書く前に指をさして聞きます。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| ここには新しい住所を書きますか | 旧住所か新住所か、欄を指して確認する。 |
| この欄が分かりません | どの欄が分からないかを示し、内容を聞く。 |
| ここを間違えました | 誤記した場所を示し、直し方を聞く。 |
間違えた欄は、訂正方法を担当者に聞いてから直します。名前の表記、フリガナ、世帯主などの欄を詳しく練習したい場合は、書類記入の会話へ進めます。
番号札・呼び出し・次の窓口を聞き取る
「先に」は、ほかのことより前にするという意味です。「番号を呼ぶまで」は、自分の番号が呼ばれるのを待つという指示。どの用件の番号札か、どこで待つかを確かめます。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 受付は何番窓口ですか | この用件を受け付ける窓口を聞く。 |
| 次は何番窓口ですか | 今の窓口が終わったあと、次に行く窓口を聞く。 |
| 先にこの用紙を書いてください | 職員の指示。次の窓口へ行く前に、指定された用紙を書く。 |
| 番号を呼ぶまで待ってください | 職員の指示。番号札を持ち、呼び出しを待つ。 |
| お掛けになってお待ちください | 職員の指示。座って呼び出しを待つ。 |
| 十二番の方、五番窓口へどうぞ | 職員の呼び出し。番号と窓口を聞き取る。 |
| 番号札はどこで取りますか | この用件の番号札を取る場所を聞く。 |
| 私の番号はもう呼ばれましたか | 番号札を見せて、呼び出し済みか聞く。 |
| 英語で相談できますか | 英語で相談できるか、予約や別窓口が必要かを聞く。 |
| 一つずつ説明してもらえますか | 書く・待つ・移動する指示が一度に来たとき、順に説明してもらう。 |
呼び出しを聞き逃したら、番号札を職員に見せて確認します。確認せずに新しい番号を取り直すと、自分の受付がどうなったか分かりにくくなります。指示が聞き取れないときは「もう一度お願いします」と聞き返します。
新宿区の出張所案内は、海外からの転入や通訳が必要な場合などは区役所本庁の住民記録の窓口へ来るよう案内しています。場所と通訳の利用方法を、出かける前に調べましょう。
不足書類、受付済み、手続き完了を分けて確認する
番号札を取った、書類を渡した、住所変更が完了した、という段階はそれぞれ違います。まだ待つのか、ほかの窓口へ行くのかまで確かめます。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 何が足りませんか | 提出した内容のうち、不足しているものを聞く。 |
| いつまでに持ってくればいいですか | 不足する書類を持参する期限を、日付で確認する。 |
| 今日の手続きは終わりましたか | 今日の用件が完了したか、まだ待つのかを聞く。 |
| 控えはもらえますか | 提出内容の控えなどを受け取れるか聞く。住民票の写しとは区別する。 |
| ほかに必要な手続きはありますか | 住所の届出のほかに、自分に必要な手続きがあるか聞く。 |
| どこに問い合わせればいいですか | あとで確認するときの担当窓口や連絡先を聞く。 |
| 不足している書類を紙に書いてもらえますか | 次に持参するものを、正確な名前で書いてもらう。 |
「今日の手続きは終わりましたか」で住所の届出が終わっていても、保険や年金など自分に必要な関連手続きが残っていないかを確認しましょう。
「控え」は、提出した内容などを手元に残すための写しです。「住民票の写し」という証明書が必要な場合は、その名前で別に求めます。
指示を聞き、一つずつ復唱する練習
「この市に引っ越してきました。住所の届出をしたいです。必要な書類は何ですか。」
「在留カードとこの用紙です。」
「この用紙を書いて、次は何番窓口ですか。」
用紙、次の窓口、待つ場所の順で復唱します。分からなければ「一つずつ説明してもらえますか」で止めて聞き直せます。
次は住民票の写しを頼む会話へ。保険の手続きは健康保険の窓口の会話、届出用紙の記入は書類記入の会話で練習できます。
編集部調べ:横浜市と新宿区の公式案内を2026年9月30日に確認しました。