道案内で使う日本語

道を尋ねる日本語|行き先・曲がる場所・目印の確認

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30秒で分かる

道を尋ねるときは「すみません」と声をかけ、行き先を言うか、地図を見せます。「駅はどこですか」は場所、「駅までどう行けばいいですか」は行き方の質問です。返答では方向と目印を一つずつ聞き取り、「最初の角を右ですね」と確かめてから進みましょう。

駅の外で、通行人が示す方向を確かめるLeo。

行き先の伝え方/方向と目印/聞き直しと訂正から、今必要な表現を選べます。

道を尋ねる日本語は、行き先を示すところから

ホテルの名前だけでは、同じ名前の別の店舗と混同することがあります。予約画面の支店名や住所まで見せると、どこへ行きたいか確認できます。知らない人に話しかけるときは、最初に「すみません」と添えます。

場所や住所を示して尋ねる
言い方使う場面・次の行動
すみません。駅えきはどこですか

近くの駅の場所を聞く。複数の駅がある場合は、使いたい駅名も伝える。
ことばカフェまでどう行いけばいいですか

店までの行き方を聞く例。自分の目的地の名前に置き換える。
この住所じゅうしょはどこですか

住所が書かれた画面や紙を見せて聞く。
一番近いちばんちかいコンビニはどこですか

特定の店ではなく、近いコンビニを探す。
トイレはどこですか

施設の中などでトイレの場所を尋ねる。

「は」の前には、探している場所を入れます。「あなたは」を付ける必要はありません。相手が場所を知らない場合もあるので、答えが得られなければ、お礼を言って別の人や案内所に尋ねます。

長い道順は、最初に進む方向から確かめる

いくつもの交差点を一度に説明されると、最初の曲がり角まで分からなくなることがあります。まずどちらへ進むか、その先で何を目印にするかを聞きましょう。

最初の一歩に質問を絞る
言い方使う場面・次の行動
最初さいしょはどちらですか

道順が長かったとき、まず進む方向を確かめる。
最初さいしょの目印めじるしは何なんですか

曲がる場所などを見分ける物を聞く。
ここから何分なんぷんくらいですか

かかる時間の目安を尋ねる。
歩あるいて五分ごふんくらいです

返答例。「分」の前の数字を聞き取る。
この道みちで合あっていますか

目的地を示して、今いる道を確かめる。

「駅まで」は目的地、「ここから」は出発点を表します。地図を見せる場合も、自分が今いる場所を指してから質問すると、話を始める位置がそろいます。

右・左・まっすぐと、曲がる目印を聞き取る

返答の全部を覚えようとせず、「どこで」「どちらへ」を組み合わせて聞きます。「二つ目の信号を左に曲がってください」なら、二つ目・信号・左が手がかりです。

道案内で聞こえる言葉
言い方使う場面・次の行動
右みぎ

右の方向。相手の指す方向だけでなく、言葉でも確かめる。
左ひだり

左の方向。右と聞き間違えたら、言い直して確認する。
まっすぐ

曲がらずに進む。どこまで進むか、目印も聞く。
この道みちをまっすぐ行いってください

相手が進む方向を教えてくれた返答。どこまで進むか分からなければ、次の目印を聞く。
角かど

道の曲がり角。最初か、二つ目かも確かめる。
信号しんごう

信号機。曲がる場所や交差点の目印になる。
交差点こうさてん

道が交わる場所。どの交差点か分からなければ聞く。
向むかい

道などを挟んで反対側にあること。何の向かいかを聞く。
目印めじるし

場所を見分ける手がかり。ポストや店の名前などを確かめる。
あちらです

指をさしながらの短い返答。方向は言葉でも確かめる。
二ふたつ目めの信号しんごうを左ひだりに曲まがってください

案内の例。信号を二つ数え、曲がる方向は左だと復唱する。

目印が見つからなければ、今いる場所からもう一度尋ねます。

復唱して、合っているか・訂正されたかを聞く

「右ですね」と言っただけで歩き出さず、相手の確認を待ちます。「いいえ、左です」と言われたら、「左ですね」と言い直します。

復唱・確認・訂正の会話
言い方使う場面・次の行動
最初さいしょの角かどを右みぎですね

曲がる場所と方向をまとめて確かめる。
赤あかいポストが目印めじるしですね

案内された目印を確認する例。
まっすぐですか

曲がらず進むのか確かめる。
はい、そうです

相手の確認の返答。今復唱した道順でよいと分かる。
いいえ、左ひだりです

訂正の返答例。右ではなく左へ変える。
左ひだりですね

訂正された方向を言い直し、確認してから進む。
すみません、分わかりません

相手が道を知らない場合の返答例。お礼を言い、別の人や案内所に聞く。

聞き取れないときは、地図に切り替えてもよい

返答をもう一度確認する
言い方使う場面・次の行動
もう一度いちどお願ねがいします

もう一度言ってもらう。
ゆっくりお願ねがいします

速くて聞き取れないときの頼み方。
地図ちずで見みせていただけますか

地図を見せて、道や曲がる場所を指してもらう。

最初の目印まで分かれば、そこへ着いてから続きを聞く方法もあります。分かったふりで長い道順を覚えるより、自分で説明し返せる一歩を確かめましょう。聞き直しの言い方を増やしたいときは、ゆっくり話してもらう日本語へ進めます。

簡単な地図で、最初の曲がり角を確認する練習

紙に駅・カフェ・コンビニ・信号・ポスト・交差点を描きます。今いる場所を決め、カフェへの行き方を尋ねてください。

  1. 「すみません。ことばカフェまでどう行けばいいですか」と聞く。
  2. 相手役は「最初の角を右に曲がってください。赤いポストが目印です」と答える。
  3. 「最初の角を右ですね。赤いポストが目印ですね」と復唱する。
  4. 「はい、そうです」と確認できたら、地図の最初の道を指でたどる。

次は右と左を入れ替え、一度わざと聞き間違えてみます。「いいえ、左です」という訂正を聞いて、自分でも「左ですね」と言い直してから進めれば成功です。

「自分でできる」「表を見ればできる」「もう一度練習する」のどれでしたか。質問だけで終わらず、方向と目印を一つずつ言い返せるか確かめます。

同じ道案内の記事を英語で読むと、Leoが通行人に確認する漫画も見られます。

駅の入口に着いたら、次は駅・電車の日本語で改札とホームを探す練習へ。目的地が宿ならホテルの受付で使う日本語も読めます。