学校の欠席・遅刻連絡で使う日本語
学校の欠席・遅刻連絡で使う日本語|名乗り方・理由・学校からの返事
「一年二組のルカの母、ノラです。欠席の連絡です。発熱のため、今日は休みます」の順で、誰が休むのかと用件を伝えます。遅刻なら「少し遅れます」に到着予定を添え、分からなければ未定と伝えます。最後に、次の連絡が必要か確認しましょう。

緊急の対応が必要な場合は、学校への連絡より子どもへの対応を優先してください。
名乗り方/欠席と遅刻/理由/到着と別の連絡先/次の連絡/アプリや連絡帳に書く。
学校への欠席連絡:子どもと保護者の名前を伝える
朝、学校へ電話をかける場面です。「今日は休みます」だけでは、誰の話か分かりません。まず、子どもの学年・クラス・名前と、自分の名前を伝えます。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 一年二組のルカの母、ノラです | 子どもと保護者をまとめて名乗る例。 |
| 一年二組のルカです | 子どもの学年・組・名前。続けて保護者の名前も伝える。 |
| 母のノラです | 自分が誰かを伝える。子ども本人からの電話と混同されないようにする。 |
| 欠席の連絡です | 今日は欠席するという用件を伝える。 |
| 担任の先生をお願いします | 担任につないでもらう必要があるとき。受付の方へ欠席を伝えてよい学校もある。 |
| はい、ことば小学校です | 学校が電話に出たときの第一声。学校名を聞いたら、名乗って用件を伝える。 |
| 担任に伝えますたんにんに つたえます | 電話を受けた人の返事。担任に代わってもらわなくても、欠席は伝わる。 |
| お名前とクラスをお願いします | 学校側が、欠席する子どもの名前とクラスを尋ねた例。「一年二組のルカの母、ノラです」のように、子どもの情報と保護者の名前を伝える。 |
「一年二組のルカです」は、話している本人がルカだと受け取られることもあります。保護者からの電話なら「母のノラです」を続けるか、最初の行のようにまとめて名乗りましょう。「母」は「父」や「保護者」など、自分と子どもの関係に置き換えます。
事務室などで欠席を受け付け、「担任に伝えます」と答える学校もあります。学校指定の電話・アプリ・フォームなどを使いましょう。
今日は休む、遅れて行く、予定が変わった
欠席するのか、遅れて登校するのかを分けて伝えます。「少し遅れます」だけで終わらず、分かる場合は到着予定も知らせます。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 今日は休みます | その日は学校を休むと伝える。 |
| 今日はお休みします | 「休みます」のやわらかい言い方。電話でよく使う。 |
| 今日は欠席します | 改まった言い方。「欠席」は、欠席届やアプリに出てくる言葉。 |
| 少し遅れます | 遅れて登校する予定を伝える。分かれば到着予定も添える。 |
| 十時ごろ登校します | 十時ごろ到着する例。「ごろ」はおおよその時刻。 |
| 明日も休む予定です | 翌日も休む予定が分かっているとき。 |
| 先ほど遅刻の連絡をしましたが、今日は休みます | 遅刻から欠席へ予定が変わったとき。最初に名乗り直す。 |
「ごろ」は、ぴったり十時ではなく、その前後という意味です。別の日について連絡する場合は「明日」「十月五日」など、いつの話かも伝えてください。
到着時刻を聞かれたけれど、まだ分からない
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 何時ごろ来られますか | 遅刻の連絡に対して、到着予定を聞かれた例。 |
| まだ時間が分かりません | 到着予定が分からないとき。 |
| 分かり次第、連絡します | 時刻などが分かったら、改めて連絡すると伝える。 |
「まだ時間が分かりません。分かり次第、連絡します」と答え、どの方法で連絡し直すか確かめます。
欠席の理由は、分かっていることを伝える
熱があるなら「発熱のためです」と言えます。「発熱」は熱が出ていることで、病名ではありません。診断されていない病名を言う必要はありません。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 発熱のためです | 熱があると伝える。診断名とは分ける。 |
| 家庭の事情です | 家庭の用事などによる欠席の理由。 |
| 詳しいことは先生に相談します | 詳しい話は担任などに直接相談したいとき。 |
| まだ病院には行っていません | 受診したか聞かれ、まだ行っていない場合。 |
「まだ病院には行っていません」は、行ったかどうかへの返事です。学校から症状や受診結果を聞かれた場合は、分かっていることを答え、分からない点は確認しましょう。
家庭の事情などを詳しく話したい場合は、誰に、いつ相談できるかを聞きます。
遅れて着くときは、付き添いと行き先を確認する
学校から、保護者の付き添いや、受付に立ち寄るよう案内される場合があります。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 保護者の方も一緒に来てください | 学校から付き添いを頼まれた例。難しい場合は相談する。 |
| どこに行けばいいですか | 遅れて着いたときに、どこへ行くか聞く。 |
| 職員室に来てください | 案内される場所の一例。 |
「職員室」は先生たちが仕事をする部屋です。
スクールバスや学童保育を利用している場合は、別の連絡も必要か確認します。学校へ伝えたことが、別の運営先へ自動的に届くとは限りません。
明日も連絡する? 提出するものはある?
欠席を伝えた後に、次の日の連絡や登校前の確認を頼まれることがあります。聞き取った時刻や方法を繰り返して、合っているか確かめましょう。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 何か提出するものはありますか | 登校を再開するときなどに、必要な提出物を確認する。 |
| 明日も連絡が必要ですか | 翌日も改めて連絡が必要か聞く。 |
| 宿題はどこで確認できますか | 休んだ日の課題の確認先を聞く。 |
| 登校前に電話してください | 学校から言われる指示の例。いつ、どこへ電話するか確かめる。 |
| 明日の朝、もう一度連絡してください | 学校から翌日の連絡を頼まれた例。 |
| 明日の朝、もう一度連絡します | 聞いた予定を繰り返して、合っているか確かめる。 |
| お大事にしてください | 体調が悪くて休むとき、学校の人が電話の終わりに言う。お礼を言って電話を終える。 |
「様子を見てください」と言われ、何をいつまで見ればよいか分からなければ、確認します。
アプリや連絡帳に書くときの短い例
「一年二組のルカの母、ノラです。本日は発熱のため欠席します。よろしくお願いいたします。」のように書けます。「本日」は「今日」の書き言葉です。これは自由記入欄がある場合の例です。名前やクラスを別の欄で入力する場合は、その学校の入力方法に合わせます。送る前に、対象の日付と欠席・遅刻の選択が合っているか確認してください。
遅刻する予定でしたが、その日は休むことに。何と伝える?
名前とクラス、保護者の名前をもう一度伝えてから、「先ほど遅刻の連絡をしましたが、今日は休みます」と変更を知らせます。「明日の朝、もう一度連絡してください」と言われたら、「明日の朝、もう一度連絡します」と確認します。
朝の電話で、次の連絡方法まで確かめる
一年二組のルカが熱で学校を休み、母のノラが学校へ電話をかけた場面です。
「一年二組のルカの母、ノラです。発熱のため、今日は休みます。— 分かりました。明日の朝も連絡をお願いします。— 明日もこちらに電話すればいいですか。— はい。— 分かりました。明日の朝、こちらに電話します。」
学校ごとの案内で確認すること
横浜市教育委員会の通知文例(日本語・英語、PDFの73〜74ページ)では、日付、欠席・遅刻、登校予定、理由、学年・クラス、子どもと保護者の名前を分けています。
日本の学校生活全体は、文部科学省の多言語の就学ガイドでも確認できます。
編集部調べ:横浜市教育委員会と文部科学省の資料を2026年10月1日に確認しました。
子どもを病院に連れて行くときは、病院・クリニックの受付の会話が使えます。詳しい困りごとを先生と話したい場合は先生への相談、ほかの保護者へ初めて話しかけるときは保護者の自己紹介へ進めます。