近所のあいさつで使う日本語
近所の人へのあいさつ|引っ越しの自己紹介・返事・会話の終え方
初めての挨拶は「はじめまして」→名前と住む場所→「よろしくお願いします」の順に、短く伝えます。例えば「隣に引っ越してきたレオです」。言い終わったら相手の返事を聞きます。急いでいる相手には短く名乗り、通り道を空けて会話を終えましょう。

最初の挨拶/名前と住む場所/返事と聞き返し/急いでいる相手/次に会ったとき/贈り物へ進めます。
近所の人への日本語のあいさつは、三つの短い言葉で
「はじめまして」で始め、「隣に引っ越してきたレオです」と名乗り、「よろしくお願いします」で結びます。レオは例の名前なので、自分の名前に替えてください。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| はじめまして | 初めて自己紹介するときの一言。次に名前を伝える。 |
| 隣に引っ越してきたレオです | レオを自分の名前に替え、どこへ引っ越したかを伝える。 |
| よろしくお願いします | 自己紹介を結ぶ。 |
ここでの「よろしくお願いします」は、これから近所で顔を合わせる相手への挨拶です。「何かをしてほしい」という具体的な依頼ではありません。
名前に、隣・階・部屋番号のどれかを添える
「引っ越してきました」は、ここへ住まいを移したという意味です。「引っ越してきたレオ」のようにすると、後ろの名前を説明できます。場所は、相手がどこの人か分かる手がかりを一つ添えれば十分です。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 隣に引っ越してきました | 隣へ引っ越したことを、一文で別に伝える。 |
| 三階に引っ越してきたレオです | 階を手がかりに自己紹介する。 |
| 101号室のレオですいちまるいちごうしつの レオです | 部屋番号で名乗る例。 |
| 近所に住んでいます | 同じ地域に住むと伝えたい場合に使う。 |
「こちらこそ」の返事を聞く・名前を聞き返す
相手が「佐藤です。こちらこそ、よろしくお願いします」と答えたら、佐藤という名前と、こちらもよろしくという返事です。相手が名乗らず「よろしくお願いします」と返す場合も、無理に新しい質問を続ける必要はありません。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| はい、どちらさまですか | インターホンを押したときに聞く言葉。名前と住む場所で答える。 |
| 佐藤です。こちらこそ、よろしくお願いします | 相手の返事の例。名前が佐藤で、その後によろしくお願いしますと返している。 |
| ご丁寧にありがとうございます | 挨拶に来たことへの、近所の人のお礼。品物がなくても言われる。 |
| すみません。お名前をもう一度お願いします | 相手が立ち止まって話せるとき、聞き取れなかった名前をもう一度聞く。 |
| すみません。もう少しゆっくりお願いします | 相手が立ち止まって話しているとき、聞き取れない部分をゆっくり言ってもらう。 |
相手がもう歩き出していたら、名前は追いかけて聞かず、次の機会に聞きましょう。
荷物を持つ人や急いでいる人には、短く名乗って終える
相手が買い物袋を持っている、子どもと移動している、外出しようとしているときは、自己紹介を短くします。通路に荷物が出ていたら、まず人が通れるようにしましょう。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| 隣のレオです。よろしくお願いします | 相手が急いでいるときに、名前と隣に住んでいることを短く伝える。 |
| お忙しいところ、失礼しました | 忙しいときに引き止めてしまったと気づいたら、会話を切り上げる。 |
| では、失礼します | 挨拶を終えてその場を離れるときに言う。 |
短い返事だったことだけで、歓迎されていないと決めつけなくて大丈夫です。挨拶を一度交わせたら、その日はそこで終えて、また顔を合わせたときに声をかけられます。
次にすれ違ったら、普通の短い挨拶にする
一度名乗った後は、時間帯に合う挨拶や会釈だけでも構いません。「はじめまして」から自己紹介をやり直す必要はありません。挨拶の詳しい使い分けは日常の挨拶で扱います。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| おはようございます | 朝、顔を合わせたときの短い挨拶。 |
| こんにちは | 日中にすれ違ったときに言う。毎回自己紹介しなくてよい。 |
| 先日はありがとうございました | 先日、何かを手伝ってもらったなど、お礼を伝える理由があるときに使う。 |
引っ越しの贈り物は、受け取らない返事も尊重する
このページの挨拶をするために、贈り物を用意する必要はありません。自分で何かを用意した場合も、受取りを断れるように短く勧めます。
| 言い方 | 使う場面・次の行動 |
|---|---|
| よかったら、どうぞ | 自分で贈り物を用意した場合に、受け取るかを相手に任せて勧める。 |
| ありがとうございます | 相手からの品物を受け取るときのお礼。 |
| ありがとうございます。お気持ちだけいただきます | 気持ちにはお礼を言い、品物の受取りは遠慮する。 |
「お気持ちだけいただきます」は、お礼を言いながら品物を辞退する返事です。受け取る意味と取り違えて、もう一度渡そうとしないようにします。
相手が急いでいる場面で、挨拶を短くする練習
まず「はじめまして。隣に引っ越してきたレオです。よろしくお願いします」と言い、相手の「佐藤です。こちらこそ、よろしくお願いします」を聞いて終えます。
次は、相手が荷物を持っている場面です。「隣のレオです。よろしくお願いします」と短くし、通り道を空けます。
名前が聞き取れなければ、相手が話せるときだけもう一度聞く、という分岐も練習してください。
近所への挨拶で迷いやすいこと
初めての自己紹介は、何を言えばいいですか?
「はじめまして」、名前と住む場所を一つ、「よろしくお願いします」の三つです。急いでいる相手には「隣のレオです。よろしくお願いします」と短くして、返事を聞いたら終えます。
引っ越しの贈り物は必要ですか?
この挨拶のために贈り物を用意する必要はありません。地域や建物の習慣は別に確かめ、何かを渡す場合も相手が断れるようにします。